企業の経営資源は、ヒト、モノ、カネ、情報であるとよく言われます。経営資源が十分でない中小企業にとって、その効率的活用は、ダイレクトにその経営成績に影響します。私は、「中小企業ほど適切なIT導入の効果は大きく現れる」と考えています。ヒト、モノ、カネ、情報を効果的に活用するための適切なIT導入をご提案します。
「社長のお話をお聞かせ下さい」
孤独な中小企業の経営者には話し相手が必要です。従業員や家族にも話せない多くの悩み事を抱えながら、愚痴を言うことも許されず、会社の舵取りの全責任を背負って常に将来についての不安と戦っている。そのような社長は多いのではないでしょうか。
社長も人間です。人と話すことで気分が晴れたり、前向きになれたり、良いアイディアが出てきたりするものです。定期的にお伺いし社長のお話をじっくりと聞かせて頂きます。経営コンサルタントはクライアントに対して守秘義務を負っています。「会社のかかりつけ医的存在」として、安心してご相談下さい。
「具体的な課題や心配事がある場合」
具体的な課題や心配事がある場合は、一通りのお話しをお聞きし課題(心配事)に焦点を当てた課題解決型のコンサルティングを行います。「課題(心配事)を念頭に置いた経営診断」を行い、次のステップへ移ります。
「漠然とした不安がある、第三者に評価して欲しい」
具体的な課題や心配事は特定されていないが漠然とした不安をお持ちの場合、あるいは、専門的第三者の評価を受けてみたいという場合は、財務会計、営業マーケティング、人事組織などの多面的・全般的な経営診断を行ったうえで課題や問題点を見つけだす課題発見型コンサルティングを行います。人間で言ば「定期健康診断」です。課題を社長と共有できたら次のステップに移ります。
「1日も早く戦力となるための動機づけ」
毎年4月になると、各地で多くの新入社員研修が開催されます。そのほとんどは、「社会人としての心構え」、電話対応や名刺交換などの「ビジネスマナー」、報・連・相などの「職場の基本動作」といった覚えることに中心をおいたものが多いようです。もちろん、これらのことは大切ですが、私は新入社員にとって最も大事なことは、「一日も早く戦力となる様に仕事をすることへのモチベーションを高めること」であると考えています。
私は、大学の非常勤講師としての経験から、社会人予備軍とも言える大学生のモチベーションを高めるにはどうしたらよいかを常に考えてきました。新入社員研修においては「何を教えるかということよりも、誰が教えるかということがより重要」なのです。鳥が卵からかえって最初に見たものを親鳥と認識してしまうように、新入社員研修の講師は良くも悪くも新入社員の未来の姿とダブルのです。熱意のある講師にこそ、新入社員は励まされるのです。受講後の新入社員の目の輝きをご覧になりたいとは思いませんか。
「立場にふさわしい能力と立ち振る舞い」
企業における階層構造は何のためにあるのでしょうか。P.コッターは「リーダーシップ論」で次のように述べています。リーダーはビジョンと戦略を作り上げ、それを遂行する。マネージャーは、計画と予算を策定し、階層を活用して職務遂行に必要な人脈を構築し、コントロールによって任務を全うする。
つまり、企業における階層構造は企業経営を遂行するためのツールの1つであり、この設計とともに,各階層に属する従業員の理解と行動が企業経営を左右します。階層別研修では、「なぜ企業には階層構造があるのか」、「自社の階層は何を意図して設計されているのか」、「したがって,各階層に求められる能力と立ち振る舞いはどのようなものであるのか」、というところからはじめ、より深い理解と高い効果を導き出します。
「プロに要求される専門性とプラスアルファの教養」
特定の職種を対象に必要とされる研修を行います。事業企画の進め方、顧客志向マーケティング、IT化推進方法などそれぞれの専門部署で必要な知識はもとより、営業マンに対する財務会計など「専門性プラスアルファの教養もライバル会社に差を付ける」1つの方策となるでしょう。
「職種を越えた問題解決型チームとは」
クロスファンクショナルとは機能横断、つまり職種をこえた関わり合いのことです。カルロス・ゴーン氏が日産自動車の再建の際にクロスファンクショナル・チームを採用したことは有名な話です。
共通のテーマに対して、職種を越えて議論に方向性を見つけることはセクショナリズムの弊害を低減し、「部分最適から全体最適への意識の変化」を従業員にもたらします。また、「この課程で次世代のリーダーを養成」していくことが企業の将来にわたっての取り組みとして有効です。
各種セミナーの企画,実施など承ります。お気軽にお問い合わせ下さい。